ディープインパクト、という馬がいる。
競馬に興味がない人手さえも知っているほどの名馬、だという。
「ディープ・ファン」は、ディープが「飛ぶ」ことを信じて、競馬場に向かい、声援を送ったのだそうだ。
多くの競馬とは関係がなさそうな著名人も、賛辞を送っていた。
で。
ディープインパクトって本当に強いのか。
「強いに決まってるじゃないか」と、「ディープ・ファン」は答えるだろう。ディープは飛ぶのだ、有馬記念と凱旋門賞は飛ばなかったから負けたんだ、と。
よろしい。
ディープインパクトの化けの皮を少しばかしはがしてあげよう。
私に限らず、競馬を少し深く知っている人間なら、今回のディープに関する一連の騒動から「虚像に踊らされる人々の滑稽さ、単細胞ぶり」を感じ取ることが出来たはずだから。
断っておくが、ディープインパクトが駄馬であるといいたいわけではない。稀代の名馬であることは疑いようもないことだから。しかし、この馬が「史上最強」とは、どうしても認めるわけにはいかないのだ。
項が長くなったのでディープの話は次回に回すが、どうもこの国には、「虚像」が蔓延しているように思う。マスコミというもの(インターネットも含む)に踊らされる民衆の本質を突いた利益産出物、とでも言うべきものが、たくさんあるのだ。これから数回は、この「虚像」というテーマを中心に書いていこうと思っている。
posted by 三国志博物館 at 04:28|
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とりあえず言いたいことby七星
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